現環境(カロスダブル)において、メガ進化枠としてトップの座を誇るメガガルーラの調整先を研究してみました。

メガガルーラの特徴
①メガ進化後の特性「親子愛」と攻撃種族値125からの高火力攻撃
②弱点の少ない(その代わり耐性も少ない)ノーマルタイプと種族値上の高耐久
③素早さ種族値100からの攻撃

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。

場に繰り出したターンは猫騙し(高火力)で様子見をし、2ターン目から高火力ノーマル技(捨て身タックル、恩返し)や先制技不意討ち、地震などによって、場を荒らしていきます。3ターン以上無償で動くことが出来たら勝ちが濃厚になるほどの攻撃力を持っています。


まず初めに意識する箇所が素早さでしょう。メガガルーラの素早さ種族値である100族は、メガリザードン・ボーマンダ・サンダーなど(勿論メガガルーラミラーも含みます。)の様なメジャー級ポケモンが揃う激戦区となっています。それ故に素早さ調整は重要となります。

本来ならば最速としたいところですが、素早さに振れば振るほど持ち前の耐久力が下がってしまいます。同速ミラーになった場合には、先制できる確率は50%です。また、カロスダブルルールにおいて猛威を誇る、ファイアローのブレイブバードを何回耐えるかも重要となってきます。ここでは素早さを割り切ってしまい、耐久に回してしまうというのも一つの手です。(スイッチトリパとしても運用出来る為、メリットは大きい。)

メガガルーラ・素早さ調整の目安
※↑性格補正アップ、無印性格補正無し、↓性格補正ダウン

実数値 必要な努力値 調整先 該当する主なポケモン
167 ↑252 最速 メガガルーラ・リザードン・メガリザードン・ボーマンダ・サンダーと同速
166 ↑244 最速98族抜き 最速サザンドラ抜き
154 ↑156 準速100族抜き抜き 同時に最速FCロトム・キングドラ(非雨下)・準速サザンドラを抜ける
147 212 最速81族抜き 同時に無振りファイアロー・最速80族・準速メガガブリアスを抜ける
140 156 最速75族抜き 同時に準速FCロトム・キングドラ(非雨下)・最速メガバンギラス・ニョロトノを抜ける
134 108 準速81族抜き 同時に準速メガフシギバナ・フシギバナ・サーナイト・マンムーを抜ける
125 36 最速61族抜き 同時に最速ユキノオー・準速メガバンギラス・ニョロトノ・キリキザンを抜ける
120 0 無振り100族 素早さ実数値120未満のポケモンを抜ける
94 ↓0 最遅100族 トリル中、素早さ実数値95以上のポケモンを抜ける


素早さ調整は主に最速・中速・最遅の3パターンがあると思われますが、スタンパの場合は最速・中速を、スイッチトリパの場合は中速・最遅をお勧めしています。個人的には中速が使いやすいと感じていますが、最遅トリパも面白いでしょう。


素早さ調整を終えて、次に行うべきものが攻撃調整です。高い攻撃力を有するポケモンの中で、メガガルーラは珍しく高耐久です。弱点も少なく、耐久調整をほぼ行う必要がありません。(素早さ調整で中速または最遅を選択した場合、ある程度の耐久力が必要となる。)従って、攻撃調整を先に行うのがベストとなります。

メガガルーラ・メガクチートを始めとする高火力ポケモンにおいて、攻撃全振りは非常にメジャーとなっていますが、管理人レオナルドはこの調整を好ましいとは思ってはいません。耐久力の無いポケモンは確定1発落ち、耐久力のあるポケモンは確定2発で落ちる、攻撃全振りだろうが調整だろうがこの点については変わりません。そこで、必要最低限の攻撃力を確保して、残りを耐久に割くのが得策だと考えています。

ここでは素早さ調整の表の様なものは用意できませんが、猫騙し+不意討ちで○○確定1発や、隣のポケモンの攻撃と合わせて確定1発などが良いでしょう。


そして、素早さ調整・攻撃調整を経て、最後に耐久に振りましょう。メガガルーラの様に、防御と特防が同じくらいのポケモンの場合には、HPを中心に努力値配分をするのが一般的です。ここで注意してほしいのが、天候ダメージが最小になるように、努力値を振るということです。実数値が16n-1になるようにHPに努力値を振ってください。

ここで、HPに振りきれなかった分の努力値が余ると思いますが、防御もしくは特防に振る、あるいは素早さ・攻撃に振りましょう。



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